美しくなりたい、自分の人生を生きたい女性を応援します
これまで30,000人以上のお客様を施術する中で、お肌以外の悩みにもたくさん耳を傾けてきました。そんな中で感じるのは、自分を「わたしなんて」と思っている人が多いこと。
「わたしなんかが、エステに通っていいのかな」時どき、そんなご相談を受けることもあります。
「わたしなんて」と思わずに、やりたいことをやっていい。
「きれいになりたい」と思ったなら、きれいになってほしい。
わたしは、美しくなりたい女性、自分の人生を生きたい女性を応援しています。
肌のことを本当に考えてくれるサロンとの出会い
20代の頃のわたしは、いつもニキビがあって、カサカサなのか脂っぽいのかよくわからないほど荒れた肌に悩んでいました。美しくない肌をファンデーションでベッタリ隠す。そんな毎日。
きれいな肌の人を見ると羨ましくて、いろんな美容法やエステや高い化粧品をとっかえひっかえ、おそらく数百万は使ったと思います。それでも、ちっとも肌はきれいになりませんでした。
そんな時に出会ったのが、わたしの美容と人生の恩師である化粧品メーカー美導絡の会長です。東京の美導絡のサロンで、フェイシャルエステを受けたときの感動を今でも忘れられません。
ひと皮向けたような軽い肌。きれいになった自分の顔が嬉しくて、何度も何度も鏡を見ました。嬉しくなって、たくさんの化粧品を買って帰ろうとしたわたしに会長は言いました。
「あなたの肌は、今は化粧品をいろいろつけてはいけないのよ」
その瞬間、「ほかと違う」と感じました。
それまで体験したエステや化粧品販売店では、たくさんの化粧品を勧められたからです。「会長は、わたしの肌のことを本当に考えてくれている」
アドバイス通り、シンプルなスキンケアを続けると、「肌がきれいになったけど、何かした?」と、周りの人に何度も声をかけられるようになりました。
自分にしかできない仕事を
ソピア―をオープンする以前は小諸にはエステサロンがなく、長野県内にも美導絡のようなサロンがありませんでした。
「こんなサロンが、家の近くにもあったらいいのにな」
東京に出かける度に美導絡のサロンに通うようになって、半年ほどたった頃のこと。何気なく口にしたこの言葉に、会長から意外な返事が返ってきました。
「あなたが、サロンをやったらいいじゃない」
それまで、自分でサロンをオープンするなんて、考えたこともありませんでした。「そんなこと、無理」と即座に思います。
しかし、東京から帰っても、「あなたがサロンやったら」という言葉が頭から離れません。
勤めていた電力会社の営業事務の仕事に、「誰でもできる。わたしの代わりはいくらでもいる」とつまらなさを感じていた頃でした。
そんなチャンスがあるんだったら、やってみようかな。その当時、女性にしかできない仕事だったことも、エステティシャンの仕事に惹かれた理由のひとつでした。
「あなたにもできる」
会長からのひと言に背中を押され、サロンをオープンすることを決意します。
生きる力のある女性になりたい
「女性でも生きていく力をもっていないと、これからは大変よ」離婚後に自分で事業をおこし、力強く生きていた会長の言葉が胸に刺さりました。
まだ離婚が大変だった時代。女性が社会で活躍しようと思っても、女性というだけで男性よりも賃金が低く、大事な仕事を任されない。そんな時代です。
会長はエステで実力を発揮して、独立。従業員を抱え、自分の家を持ち、やりたいことをどんどん実現している会長の姿に、シンプルに「すごい」と感銘を受けました。
わたしも、会長のように自分の力で生きていける女性になりたい。そんな風に思ったのは、離婚したくてもできなかった母の姿が思い出されたからかもしれません。
わたしの父は、母に対して日常的に言葉の暴力を投げつける人でした。それでも母は、3人の子供を1人で育てながら生きていく力がなかったために離婚もできず、父からの横暴な扱いに耐える日々を送らざるを得なかったのです。
ソピアーをオープン
「強い女性になりたい。わたしが母を幸せにしたい」
虐げられる母の姿を見ながら、いつしか芽生えた思いは、20代になったわたしの胸にもずっと残っていました。
結婚願望がなく、これからずっと1人で生きていくことになるかもしれない。
会社勤めでは、男性のように活躍するのも難しい。
サロンを持つことは、結婚をしてもしなくても、自分の力で生きていく選択肢が増える。それは、わたしにとって希望の光となりました。
美導絡のサロンでの修行を終え、いよいよソピア―をオープンします。
会社勤めとはまったく違い、すべてが自分の思うとおりにやれる一方で、すべてが自分の責任です。上手くいくことも、いかないことも、すべてが自分に返ってきました。
それでも毎日が充実し、目の前のお客様が喜んで感謝してくれることが、こんなに嬉しいことなんだと初めて知ることができました。
お客様はお客様以上の大切な存在
サロンをオープンしたばかりの頃は、日に予約が1人、2人入ればいい方で、お客様がゼロの日だってありました。落ち込む日々が続きました。
「来てくれるお客様のために、続けよう」
そうやって、あと3か月、あと1年と続けてきて、今日があります。
「わたしが辞めたら、お客様がお肌のお手入れができるところがなくなってしまう」。そんな思いが、いつも胸にあったからです。
お肌のお手入れができずエイジングが進んでしまうと、きっと鏡を見る楽しみがなくなってしまうだろう。「血行が良くなるから」と、健康管理のために来てくれるお客様だっている。
エステを受けたあと元気になって、日々の生活に戻っていくお客様がたくさんいる。
そうして続けてこれたからこそ、5年、10年と通い続けてくれるお客様に恵まれ、一番長いお客様とのご縁は、25年にもなりました。
ご縁が続いていくお客様は、わたしにとってはお客様以上の大切な存在です。お客様がエステ後に、元気を取り戻す姿を何度も見てきましたが、わたしもお客様からたくさんのものを与えてもらっています。
母を介護しているときも、そうでした。お客様と介護の意見交換をしたり、応援し合うことで、介護をもっと楽しめました。
ソピア―はいつの間にか、お客様と互いに高め合える関係性を築いていける場所になりました。
女性たちの勇気や元気が出る場所でありたい
自分で生きていく力をもつことを、わたしはソピア―で実現しました。
それは、生きていくためのお金を得るというだけではありません。
やりたいと思ったことに挑戦する。
何かを決断するときに、誰かの許可を得るのではなく、自分で許可を出す。
誰かに答えを求めるのではなく、自分で答えを見つける。
そんな様々な「生きていく力」を得たのです。
「あなたにもできる」と応援したい
「わたしが母を幸せにする」という、子どもの頃からの想いも、ソピア―で叶えることができました。
今、家族に遠慮したり、なんとなく勇気が出なくて、自分のために時間やお金を使えない女性が増えているように感じます。
でも、思うんです。みんな、もっと自分のために生きていい。
何事も、まずは経験してみたらいい。
だって、あなたの人生なんだから。
わたしだって、美容の知識も経験もないなか、あの日、エステティシャンの道に進むことに挑戦していなければ、今日がありませんでした。
自分の力で生きていきたい女性を、「あなたにもできる」と応援したい。
ソピア―は、女性が美しくなる場所であると同時に、勇気や元気が出る場所であり続けたいと思っています。
Gift看板犬セロイ
愛犬ノーリッチテリアのセロイ。名前の由来は「梨泰院クラス」主人公 パク・セロイから。
セロイの意味は「新しく・再び」
母が亡くなった後、母の遺言の通り犬を飼うことに・・・愛犬セロイとの出会いがあり、只今看板犬にするために日々奮闘中です。セロイとお待ちしております。